特定非営利活動法人神奈川県転倒予防医学研究会
2019年7月吉日発行
2019活動レポート

ご挨拶
理事長 朝香 好平
「転倒予防教室」「青葉GoGoクラブ」にご参加の皆さま、及び賛助会員の皆さま、令和元年に当たり、改めて日頃お世話になりましてありがとうございます。
感謝と共に御礼申しあげます。当会は平成25年5月に誕生し、平成28年3月からはたまプラーザ連合商店会主催(現在は後援):横浜市青葉区後援にて月4回の「転倒予防教室」を開催。平成30年4月からは、横浜市の介護予防・支援サービス補助事業「青葉GoGoクラブ」を月4回開催しております。
皆様の元気な笑顔に励まされて活動を続けさせて頂いております。感謝申し上げます。
さて、認定NPO法人を目指して3年目に入りました、今年の成果しだいで、その対象に成るか否が決まる事となります。その第一条件は、賛助会員(年会費3,000円)を100名以上にする事です。誠に恐縮ですが更なるご支援を頂きたくお願い申し上げます。
年間活動報告
活動期間:平成30年4月~平成31年3月31日まで
Ⅰ「転倒予防教室」の開催
月4回/年間47回開催、延べ1,049人に参加して頂けました。(第1・3火曜日 第2・4金曜日)
平成30年度の活動目的としては、
1)講演者の育成
講演希望者には、話す機会があるごとに講演をお願いしています。
*現在青葉GoGoクラブにて実施中
2)「トレーナーの育成」 9回実施
石川主任トレーナーの指導によりプロの運動トレーナー(前川さん・本杉さん)を転倒予防運動トレーナーとして育成致しました。
3)「体力(健脚)測定要員の育成」
12回開催
中田先生の指導の下、多数のボランティアの方に御参加頂けました。
Ⅱ「組織基盤強化会議」
市民ファシリテーターをお招きし2回開催する。
参加者:NPO理事2名・運動トレーナー2名・ボランティア8名
内 容:色々な意見が多く出ましたが結論としては、NPOが一日も早く安定した資金繰りができるような組織にして、参加者が安心して活動に参加できるようにしていく、との事でまとまりました。
Ⅲ「青葉GoGoクラブ」の開催
横浜市介護予防・生活支援サービス補助事業の一環
内容:1回3時間で、転倒予防運動・アクティビティ(コーラス・手品・落語・詩吟・ギター演奏等の鑑賞や、自ら参加するコーラス・七夕飾り・折り紙・ゲ
ーム等)最後にゆっくりとしたお茶とモグモグタイムで終了。
毎木曜、月4回/年間46回開催、延べ795人に参加して頂けました。
体験談
転倒予防運動を続けてきて、体力(健脚度)測定会の数値でもその効果は見えてきますが、実生活の中で感じられることがあると素晴らしいですよね。
体験談を伺いました。
以前、登山するくらい、体力に自信があったのに、ぬれ落ち葉で転んで足を骨折してから、歩くのがこわくなってしまって。ここで教わったボールを使ってのトレーニングを自宅でもやっているんです。杖はついているけど、段々自信が沸いてきて、毎朝1時間かけて、たまプラーザの100階段を主人と上り下りするトレーニングも始めたんです。毎回、お会いする顔見知りも増えて、そのまま立ち話をして帰って来る楽しい時間を過ごせるようになったわ。
自分は86歳だけど、小さいときは軍歌を歌うだけで今まで歌を歌ったことが一度もなかったんです。ここにきて音痴だけど初めて歌を歌わせてもらって、自分が明るくなったなと思いました。同じマンションの方は40代の方々で話する機会がないけど、ここではいろいろな方と話ができるんです。ペースメーカーをいれて少し暗くなっていたけど、お陰様で前向きで明るくなれました。今は、『子供の国』まで散歩もできるようになりました。
先日、観光でバスに五時間乗り続けていたとき、ふとGoGo でならった足の体操を思いだしたんです。足のつま先やかかとを上げたり下げたりを座りながらする体操です。本当に驚きだったんですが、いつもなら電車で座っていてもすぐさっと立ち上がれないので、降りる時に不安になるんですが、その体操のおかげでバスの中ですっと立ってそのまま歩くことが出来て、もう感激!無理せずに笑いながら体操を続けて来てこんな時にいかせるんだなと実感した瞬間でした。
妻が医者に必ず運動を続けるように言われていてので、夫婦揃ってこちらでお世話になろうと参加しました。参加して運動を通して更にみんなとお茶を飲んで少し話すうちに、自分も明るくなったと思う。一日に何人かの方と話すことは脳の活性化にもいいと言われているし、とても自分にプラスになることばかりだと思いました。ほんとに楽しいです。

会社を辞めてしばらく一年程ボッーと過ごしていました。地域とのつながりのない毎日だったけど、今、週一回必ず行くところがあるって素晴らしいですね。生活の張り合いです。笑いながらトークありの体操をやって参加していると内向きだった性格の自分は人と交流する必要性を感じました。このイベントでは自分が触れたことのない世界のことを教わったり体験したりでいつもフレッシュな気分で参加できています。
ここに来るまでお風呂に入るのが怖かったの。一人で立ち上がれなかったらどうしようとか、倒れてしまったらどうしようとか・・・一人になって運動量が足りなくなってつまづくようになり色々不安でした。でも、今は教わったように「いち、に、さん」と少しずつ体位を変えながら立ったり座ったり意識して動かすようになって今は自信がついたのよ!ここは、老人会と違って皆さんが能動的に発言して参加して、更に年代の違うボランティアの方もいろいろな刺激を下さるでしょう?友達もできたし、感謝しています!!
ご指導頂いている三人のトレーナーにお話
転倒予防教室が始まって三年目、青葉GoGoクラブは二年目に入りました。今回は、実際に転倒予防運動のトレーナーとして日頃ご指導頂いている三人のトレーナーにお話を伺いました。
石川 雅宗主任トレーナー
今回初めて転倒予防教室でのトレーニングを担当してみて、自分の中で色々勉強になることがありました。
この転倒予防教室というのは、近すぎず遠すぎずの関係で地域のコミュニティとして今や定着しているように見えます。今まで運動をしたことがなかったけど、勇気を振り絞ってきた方が意外
に多いのではないでしょうか。自分的には、トレーニングも必要ですが、モットーとして『参加者の皆さんは自分のからだを見つめる時間として、そしてなぜ運動するのか考えることが大事だ』と考えています。
世の中は今や転倒がキーワードになりつつあります。みなさん、共感した方々が集まってきたわけですがトレーニングの内容もさることながら『人と一緒にいる、社会とつながっている』という一番基本の大切な時間が持てるわけですから、素晴らしいことですね。
前川 由美子トレーナー
元々エアロビクス養成学校に通い、トレーナーとしてスポーツジムで活躍していた前川トレーナー。
その時の上司の勧めもあり、高齢者向けの体操教室などを担当するようになった経緯がある。中高年層の健康マラソンの指導や引率に係わる一方、ラジオ体操指導員としての顔も持つ。
自身は、『この転倒予防教室では、体を動かすだけでなく脳トレ要素も入れながら楽しく行っています。認知能力と転倒というのは相互関係にあり、どちらが先に現れるかではなく、どちらか一方が落ちてくるともう片方も落ちていくと言われているので同時に鍛える事の大切さを伝 えたい』と話す。
『たまプラーザはお洒落な方が多く化粧をして身なりを整え、レギンスにショートパンツで参加される方もいらっしゃる。これは前向きな気持ちの表れでとてもやる気にみなっぎていて尊敬します。』ただし、少しづつ運動がハードになってきているので、ケガしない様、やりすぎない勇気も必要とアドバイスしていると話す。
本杉 ひとみトレーナー
多くの体操教室は運動が目的のため一般の高齢者にはハードルが高すぎたり、 その後の仲間づくりにまで結びつかない事が多いと思います。GoGoは自分としては元気な方に焦点を合わせずに
「自分が来てもいいんだ」という苦手意識を持つ方にも間口を広げられるよう敷居を下げて行っています。運動の楽しさ、そしてその効果の意識を感じてほしいと思っているからです。
「介護予防」「人とのつながり」を目的に運動だけでなく、コーラスだったり、おしゃべりタイムだったり口腔機能を鍛える事も相互に効果が上がると思っています。仲間づくりの環境も作りやすいのでまずは楽しくないといけないし、『引きこもり』を防ぐにもGoGoは有効だと考えています。
青柳志保先生
横浜市の介護予防、生活支援サービス補助事業の一つとして転倒予防医学研究会では、『青葉GoGoクラブ』を開催していますが、毎回、多彩なゲストに参加いただいてイベントコーナーを設けています。
その中で誤嚥性肺炎などを防ぐ為にも喉の筋肉を鍛えるなどの観点から、コーラスのご指導をいただいている青柳先生にお話を伺いました。
♬今までコーラスの指導において環境が一緒の方達を対象にすることが多かったのですが、今回は環境のばらばらな方なのでいろんな人の気持ちと言うものをくみ取って教えています。選曲についてはその時の気分、前日の天気や当日の朝の感じ方で浮かんできたもので決めています。
この会は三つのバランスがいいんです。体操で動き、イベントで学び、もぐもぐタイムでしゃべり・・半日をここで過ごしていけるなんて実に上手く考えられていると思う。
一つ欠けても勿体ないですよね。何より一番は友達づくり、他者との関わり。歌を歌って声を出して、を一年間やってきて本当に皆さん、声が出るようになったし積極的になってくれて、私もやりがいを感じています!♬
タウンニュース青葉区版
平成30年3月25日号 人物風土記 「転倒予防で幸せな最期を」 朝香好平
平成30年8月 2日号 青葉GoGoクラブ「居場所づくりで介護予防」
平成31年3月28日号 「転倒予防で健康増進」
平成31年4月11日号 100回目の「転倒予防教室」節目の開催に34人
人物風土記 NPO法人の理事として、転倒予防教室を100回開催した加々美寛子さん
桜台在住「転倒予防」で毎日楽しく
青葉あしすと
平成30年8月号 青葉あしすと「転倒予防教室」のお知らせ
NHK総合 「青葉GoGoクラブ」転倒予防運動風景を放映
平成30年10月12日 ニュース シブ5時
平成30年10月17日 くらしキラリ解説
実際に参加者の結果
実際に参加者の方が行っている体力測定でどのような結果がわかるのか、表で見ていきましょう。


会計報告
H30年4月~H31年3月まで(単位:円)

会費収入:「転倒予防教室」「青葉GoGoクラブ」の参加費
賛助会費:賛助会員 122名分
助成金:横浜市の介護予防・生活支援サービス補助事業の助成
生命保険協会「元気シニア応援団体に対する」助成
よこはま夢ファンド「登録団体」助成
よこはま夢ファンド「組織基盤強化」助成
日揮社会福祉財団「社会福祉事業活動」への支援
大同生命厚生財団「シニアボランティア活動」助成
交際費:お香典・生花
消耗品費:ステップ台・マット・タオル・その他文具等
保険料:ボランティア保険・ボランティア活動保険
諸会費:日本転倒予防学会会費等
会議費:社員総会・理事会・その他の諸会議費等
雑費:会場費・トレーナー費・トレーナー育成費
測定要員育成費・コーディネーター費
ボランティア交通費及び謝金・その他の講師謝金等
平成30年度は、多数の助成を受けることが出来、余裕を持って活動が出来ました。
常日頃からの皆様のご理解に感謝申し上げます。
総会の開催報告
令和元年6月27日 当会会議室にて通常総会を行った。出席は正会員12名中6名(他の6名は委任状あり)で総会は成立した。
会では、一年間の活動報告ならびに収支報告がなされ適切に事務処理がされている事などを確認し承認されました。また、令和元年度事業(H31年4月からR2年3月まで)の事業計画が理事長から報告され、全員に承認されました。
事務局側としても今後も、更に活動の場を広げていくこと、より充実したプログラムに心がけることなどを確認しました。
1.「転倒予防教室」開催
毎月第1・3火曜日 第2・4金曜日予定
2.転倒予防運動トレーナーの育成
目標3名
3.体力測定要員の育成
目標3名
4.助成金申請
目標3件(現在0件)
5.スローガン
『転倒予防運動』を普及して、健康寿命世界一をめざそう!
*2019年度賛助会費納入のお願い*
皆様からお預かりした会費は、転倒予防の為の
活動に使わせていただいております。
また、会の趣旨をご理解いただきましたら
是非、ご援助いただきますようお願いいたします。
個人会員・年間1口3,000円
法人会員・年間1口30,000円
郵便振替口座
< 記号・番号 >
00220-9・104165
< 加入者名 >
NPO法人 神奈川県転倒予防医学研究会
この会報誌は下記4店舗の協賛にて
作成させて頂きました。
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| 発行日 2019年7月吉日 発行者 神奈川県転倒予防医学研究会 代表者 朝香 好平 編集 朝香 好平・大島 浩子 会報 STOP転倒!活動レポート第2号 |

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